共有名義の底地の売却に成功。
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疎遠になっていた共有者の承諾を取り付けた事例
実家で同居していた母が亡くなり、突然底地を相続することになりました。父方兄弟との共有名義で実家周辺の底地は母が管理していました。管理と言っても、父の相続後からほったらかしの状態で、地代がどうなっているのかわからない状況でした。しかも父の代で何軒かは借地人の方が買われたので、いわゆる歯抜け状態でした。相続税対策で土地を整理しないといけない状況でした。なんとか地元の不動産屋さんにお願いして底地以外の土地は整理できましたが、底地は手付かずのまま。権利関係が複雑で地元の不動産屋さんもお手上げ状態でした。共有名義の叔父とは何年も連絡を取っておらず所在不明。しかも叔母は海外に住んでいるため、途方に暮れていました。
後日、底地を整理できることを知り底地借地の専門であるインヘリタンスさんに相談したところ、熱心な担当者の言葉で売却する意思を固めて、お願いすることにしました。それまでは、権利関係が複雑で手間がかかるので、底地はそのままにしようと諦めかけていました。一生懸命に動いてくれた担当者の方が、一つ一つ問題に対応してくれて、全員から売却の承諾を得ることができました。借地権者からは父の時代にやんわり断られていたので諦めてかけていましたが、すべて円満に解決できました。自分ではできなかった底地の一括整理、お願いして本当に良かったです。あまり連絡を取っていなかった叔父や叔母とも、これをきっかけに交流が再開しましたし、本当に感謝しています。